内藤 一志
ナイトウ カズシ NAITO Kazushi 所 属 函館校 職 名 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/02 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 子どもと読書 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『読書活動と子どもメディア』(内藤・吉井編) |
出版社・発行元 | 長門出版 所収 |
巻・号・頁 | 3-16頁 |
概要 | 戦後の児童文学を概観し、現在「子ども」の「文学」についてどのような問題関心が持たれているのかを検討した。1980年代に変化が生じたとの先行研究を参考に、その背景として児童観の変化があること、特に1980年代以降にアリエスらの「子ども観の変化」がもたらされて以後、「成長」をキーワードとした子ども観に揺らぎが生じていることを指摘した。さらに文学を対象とした場合の大人と子どもという枠組みの限界性についても言及した。 |