本庄 十喜
ホンジョウ トキ HONJO Toki 所 属 札幌校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本社会の戦後補償運動と「加害者認識」の形成過程―広島における朝鮮人被爆者の「掘り起し」活動を中心に― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 歴史評論 |
出版社・発行元 | 歴史科学協議会 |
巻・号・頁 | (761),41-54頁 |
概要 | 本稿では,長い間アジアの被害の実態に向き合ってこなかった日本社会と運動の実像が,過去の克服を未だに成し遂げることができない日本社会の現状そのものを照らし出す鏡になるのではないかという問題意識を前提とした上で,その一方,少数ながらアジアの被害者に対して負うべき責任に向き合った人たちの存在と取り組みの事例――ここでは1960年代後半にはじまった広島における朝鮮人被爆者の「掘り起し」活動――を通して,日本人の「加害者認識」,とりわけ植民地支配に対する「加害者認識」がどのような契機によって生まれてきたものなのかについて論じた。 |