福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「立つこと」について-彫刻の力学と命の形 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 美術解剖学雑誌 |
出版社・発行元 | 美術解剖学会 |
巻・号・頁 | Vol.16(1号),43-49頁 |
概要 | 美の解剖学の必要を説いたのは彫刻家石井鶴三である.石井は人体に「生きて動く建築」という見地をもって、建築と彫刻の構造的な共通性を手掛かりに、彫刻が地上に立つことを重視した.それは、彫刻の内部に柱を想定し、そこに直線として示される力学的な骨格を美的構成の本質とみなす造形の方法論であった.本論は、立つという一事に絞って、石井の美の解剖学の方法論、そして彫刻家本郷寛氏の作品≪立つこと≫に現れた彫刻における生命の姿について考察した. |