今在 慶一朗
  イマザイ ケイイチロウ   IMAZAI Kei-ichiro
   所  属   函館校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/08
形態種別 学術雑誌
標題 民事紛争における和解成立の要因と効果
執筆形態 共著第一著者
掲載誌名 心理学研究
巻・号・頁 75(3),238-245頁
著者・共著者 今在慶一朗・今在景子
概要 政府の司法制度改革審議会が行った民事訴訟利用者調査で得られたデータを使用し、特に手続きに焦点を当て、和解の成立要因と和解成立による心理的効果について調べた。分析の結果、当事者は裁判官の印象が好ましくないと感じている場合、判決による解決が導かれやすく、反対に好ましいと感じている場合に和解が成立しやすいことが示された。また、義務を負わされた当事者では、和解の成立によって彼らが結果を受け入れやすく、結果に納得しやすくなりやすいことが示された。