今在 慶一朗
  イマザイ ケイイチロウ   IMAZAI Kei-ichiro
   所  属   函館校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/04
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 民事裁判手続きにおける関係性要因の検討――支援者としての裁判官評価
執筆形態 共著第一著者
掲載誌名 心理学研究
巻・号・頁 77(1),26-31頁
著者・共著者 今在慶一朗・今在景子
概要 個人は遵法的態度と引き換えに国に対して不当な利益侵害から保護を求めると予測し、弁護士を通じて訴訟当事者に対して実施した質問紙調査のデータを分析した。裁判官に対する好意的な印象を抱いた当事者は、一様に裁判の結果に対する満足感を強めたが、結果に対する公正感については、特に自己の正当性を強く感じている者についてその効果が顕著であった。これは、従来、社会的な地位を確認するための手がかりとされてきた関係性要因には集団からの保護を確認させる働きがあることを示していると考えられる。