今在 慶一朗
  イマザイ ケイイチロウ   IMAZAI Kei-ichiro
   所  属   函館校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/09
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 中等教育における教科教育の社会適応促進効果 ― 学力保持,内発的動機づけ,自己効力感,社会適応の関係 ―
執筆形態 単著
掲載誌名 北海道教育大学紀要(教育科学編)
巻・号・頁 55(1),31-38頁
概要 中学校レベルの学力(数学・英語)の保持、知的関心、知的効力感、高等教育機関への適応(ストレス反応、学習態度、進路展望、満足感)の関係について調べるため、二つの国立大学、私立大学、国立専門学校、私立専門学校の学生・生徒を対象に調査を行った。共分散構造分析を使って変数の関連性を調べたところ、学力の保持が知的関心や知的効力感を媒介して高等教育機関への適応を促進することが示された。このことは、心理・社会的な問題とは直接関係が希薄であるようにも思われる中学校での教科教育が、その後の高等教育機関での生活態度に適応を促進する効果があることを示唆している。