今在 慶一朗
  イマザイ ケイイチロウ   IMAZAI Kei-ichiro
   所  属   函館校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/12
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 相対的剥奪の抑制による結果の受容:民事訴訟における手続き的公正の短期的効果
執筆形態 共著第一著者
掲載誌名 社会心理学研究
出版社・発行元 日本社会心理学会
巻・号・頁 26,119-130頁
著者・共著者 今在慶一朗・今在景子
概要 Thibaut & Walker(1975)によれば、人々は自己利益を最大化することを目的として手続きに関与しようとするのであり、手続き的公正感はそうした自己利益を得やすい手続きに対して感じられるものであるとされる。しかしながら、本研究では人々が適切な手続きによってより有利な結果を得られたかもしれないという相対的剥奪感が抑制されることによって結果を受容しやすくなると予測し、民事訴訟当事者に対する質問紙調査のデータを分析した。その結果、手続き的公正感が相対的剥奪感を抑制した上で結果の受容を促進することが確認された。