齋藤 征人
サイトウ マサト SAITO Masato 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/07 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 障害当事者が求める専門職のあり方 ―「ナラティヴ・カフェ」の試みから― |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 社会福祉科学研究 |
出版社・発行元 | 社会福祉科学研究所 |
巻・号・頁 | (4),133-138頁 |
著者・共著者 | ◎齋藤征人・熊谷友和 |
概要 | 筆者(熊谷)らが定期的に開催している「ナラティヴ・カフェ」における「あなたにとって専門職とは」に関する語りのなかから、福祉専門職としてのあり方を再考するための示唆を得た。
その結果、当事者が求める専門職とは、当事者と心を通わせられる信頼関係のもと、生活全体を総合的・包括的に捉えたうえで適時適切な助言ができる人であることが示唆された。当事者は、自分でできることは自分でしたいと思っており、仕事にやりがいを感じている。また、学習機会にも積極的に参加したいと考えている。そのため、当事者との対等性や、個別化したかかわり、職員間はもちろん家族や当事者本人とも、きめ細やかに情報共有・連携しながら、共に生活のしづらさを解消していく努力が求められる。 |