田口　哲
  タグチ　サトシ   TAGUCHI Satoshi
   所　　属   札幌校
   職　　名   学長
言語種別 英語
発行・発表の年月 2021/10
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 Electrocatalytic activity and volatile product selectivity for nitrate reduction at tin-modified Pt(100), Pd(100) and Pt–Pd(100) single crystal electrodes in acidic media
執筆形態 共著
掲載誌名 Electrochimica Acta
掲載区分国外
出版社・発行元 Elsevier
巻・号・頁 398,pp.139281
総ページ数 7
担当範囲 Resources, Writing –review & editing.
著者・共著者 Masaru Kato, Yuki Unuma, Manabu Okui,b Yunteng Qu, Satoshi Taguchi, Fumiya Kiguchi, Mashu Torihata, Yunzhi Gao, Nagahiro Hoshi, Ichizo Yagi
概要 Sn修飾Pt(100)，Pd(100)および Pd-Pt(100)単結晶電極を調製し，微分的電気化学質量分析法 (differential electrochemical mass spectroscopy：DEMS) として知られているオンライン電気化学質量分析 (online electrochemical mass spectroscopy：OLEMS) を使用して，硝酸塩還元反応 (NO3RR) 活性と生成物の選択性を調査した。 OLEMS測定により，N2, N2O, NOの揮発性生成物を定量でき，Sn/Pt(100)ではなくSn/Pd(100)でのN2の生成を確認できた。3原子％のPt(100)へのPdドーピングはNO3RRに関するN2への生成物選択性を増やした。 これらの結果は，(100)表面におけるPdの存在がN2生成の鍵であることを示しており，これは金属表面への水素吸着エネルギーに関係していると考えられる。 その電極表面での中間体の水素化の抑制がN2の生成を導く可能性がある。この研究は，NO3RRのN2生成メカニズムを理解し，脱窒用高選択性電極触媒を開発するのに役立つ。