田口 哲
  タグチ サトシ   TAGUCHI Satoshi
   所  属   札幌校
   職  名   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/06
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 Zinc underpotential deposition at Pt(111) and Pt(110) under influence of boric acid and chloride anions
執筆形態 共著
掲載誌名 Russian Journal of Electrochemistry (Elektrokhimiya)
出版社・発行元 Springer
巻・号・頁 44(6),690-696頁
著者・共著者 A. A. El-Shafei, Satoshi Taguchi, Akiko Aramata
概要 亜鉛のアンダーポテンシャル析出 (Zn UPD)が,さまざまなpHおよび組成の溶液中でサイクリックボルタンメトリーによって研究され,溶液中のホウ酸または塩化物の存在の影響が観察された。 我々は,Pt(111)におけるZn UPDのサイクリックボルタモグラムが,酸性溶液中のホウ酸濃度,亜鉛イオン濃度およびpHに依存することを発見した。これらは,Zn UPD には,H+の放出によるホウ酸塩の吸着の誘導が伴うことを示唆していた。Pt(110)上の前吸着塩化物種は,UPDの直前に除去されることで UPD プロセスを加速する。これらは,アニオンが,それらの異なるが本質的な化学的特性によって,Zn upd層形成プロセスにおいて様々な役割を果たすことを示している。
DOI http://dx.doi.org/10.1134/S1023193508060098