田口 哲
タグチ サトシ TAGUCHI Satoshi 所 属 札幌校 職 名 学長 |
|
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1994/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | Underpotential deposition of Zn2+ on platinum, palladium and gold at various pH values. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Electroanalytical Chemistry |
出版社・発行元 | Elsevier |
巻・号・頁 | 373(1-2),pp.61-66 |
著者・共著者 | Md. A. Quaiyyum, A. Aramata, S. Moniwa, S. Taguchi and M. Enyo |
概要 | Pt,Pd,Au 電極上の Zn2+イオンのアンダーポテンシャル析出 (UPD) が,様々なpH値の溶液中で観察された。PtおよびPdのUPDピーク電位は,Zn2+イオン濃度の増加とともに正の電位にシフトした。このシフトは,Zn2+ + 2e- = Zn のネルンスト式の平衡シフトの 85-95%であった。これは,このピークがZn2+イオンのUPDによるものであり,約2個の電子電荷移動に関連していることを示唆している。Auの場合、Zn2+イオン濃度の変化に伴うUPD ピーク電位のシフトはpHの変化とともに変化し,電子移動数は pH 5.0 および 6.0 で各々1.5および2であった。Zn2+-Pt系とZn2+-Pd系のUPDシフトはほぼ同じで,pH0.69-6.9では 1.0 Vであったが,Zn2+-Au系のUPDシフトは約0.6 Vだった。UPDピークの半値幅は,pHの増加とともに増加した。チョムキン吸着等温線の相互作用パラメータは,PtおよびPd上のZn2+のUPDについて反発的であると推定された。 |
DOI | http://dx.doi.org/10.1016/0022-0728(94)03268-8 |