木村 貴紀
  キムラ タカノリ   KIMURA Takanori
   所  属   旭川校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 ベルクのピアノ・ソナタに於ける止揚的書法
執筆形態 単著
掲載誌名 『2006年共栄学園短期大学研究紀要第22号』
掲載区分国内
巻・号・頁 (22),133-155頁
概要 ソナタ形式は古典派の時代に確立された概念であり、その当時の背景にある啓蒙思想と呼応して急速に定着した。しかしその後の「ソナタ」の名を冠する楽曲では、その概念が拡大されていく状況に伴い、20世紀には既に行き詰まりを見せていた。その中でベルクは、対位的書法を単一楽章のピアノ・ソナタに取り込むことでどのような局面を切り拓いたのか。そこで用いられた手法と意図を検討した。
ISSN 0911-5358