寺田 貴雄
  テラダ タカオ   TERADA Takao
   所  属   札幌校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/04
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 東儀鐵笛著『音樂通解』(1907)にみられる音楽鑑賞観
執筆形態 単著
掲載誌名 音楽教育学研究1―音楽教育の理論的研究―
出版社・発行元 音楽之友社
著者・共著者 日本音楽教育学会編
概要 日本音楽教育学会創立30周年記念論文集への投稿論文(レフェリー有り)。明治後期から大正期の音楽分野における第一級の知識人であった東儀鐵笛の、明治40年に出版された『音樂通解』にみられる鑑賞観を抽出し、東儀の活動と『音樂通解』の意義を、洋楽受容史との関連で考察した。東儀は、音楽鑑賞を、音楽の諸要素、形式、表現内容を享受する三段階で捉えており、音楽が表現する人間感情を感受することが鑑賞の目的である、と考えていた。