百瀬 響
  モモセ ヒビキ   MOMOSE Hibiki
   所  属   札幌校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/08
形態種別 著書
標題 「北進と民族学:河野広道の軌跡を通じて」中生勝美編『植民地人類学の展望』
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 風響社
担当範囲 pp63-109
概要 戦前・戦後を通して「北方文化論」の代表的論客であった、河野広道の思想および業績と「文化北進論」の提唱に至る過程を、当時の状況をも合わせて論じた。特に二次世界大戦時に(南進論が主流に代わるまで)盛んに唱えられ、領土膨張政策の根拠となった「北進論」に関し、民族学者による理論的構築への関与を検討し、初期の「北方民族学」を学説史上に位置付けるとともに、当時の民族学者が辿った「転向」の在り方の一例としてその戦争関与を検討した。