萬谷 隆一
ヨロズヤ リュウイチ YOROZUYA Ryuichi 所 属 札幌校 職 名 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 小学校外国語活動を経験した学習者の英語能力と情意面の
変化 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | JASTEC研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本児童英語教育学会 |
巻・号・頁 | 35,69-85頁 |
著者・共著者 | 志村昭暢、萬谷隆一、石塚博規 |
概要 | 小学校外国語活動を経験した小6から中1にかけての英語力と情意面の変化について,児童英検と質問紙調査の分析から、1)小6から中1にかけて児童英検の合計・語彙・会話・文章・文字すべてが向上した。2)情意面の変化について,質問紙調査の因子分析結果から,内発・統合性,自律性,関係性,非WTC,遂行目標の5項目の特徴が得られ,内発・統合性,自律性,遂行目標の3項目について小6から中1にかけて高くなることが示された。3)英語力と学習者の情意面の特徴である,内発・統合性,自律性,関係性,非WTC,遂行目標との関係はあまり見られなかった。小6時の所属クラスタを基に,英語力の経年的変化を比較したところ,情意面の低・中・高群すべて小6から中1にかけて英語力が上昇しているが,各群の間に統計的に有意な差は見られなかった。また,平均点の比較により,情意面が高い群程,英語力も高い傾向にあることも示唆された。 |