高橋 修
タカハシ オサム TAKAHASHI Osamu 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | ヘルマン・ヘッセとオイゲーニエ・コルプ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文論究 |
巻・号・頁 | (73),61-80頁 |
概要 | オイゲーニエ・コルプ(1856-1897)は、1892年頃のヘッセの思春期の危機を温かく見守り、ヘッセにも敬慕された人物だが、従来の研究においては、ヘッセが失恋して自殺未遂まで犯した対象(ヘッセ自身は「エリーゼ」と名付けて作品等に描き込んだ)と混同されたり、そに続いて新たに失恋した相手と誤解されたりしている。本論においては、書簡類等を丁寧に読み解くことにより、ヘッセとコルプとの交流の実像に光を当てた。 |