高橋 修
タカハシ オサム TAKAHASHI Osamu 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1987/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | ヘッセ文学における最初期の作品の意味 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北海道大学文学部独語独文学科研究年報 |
出版社・発行元 | 北海道大学ドイツ語学・文学研究会 |
巻・号・頁 | (14),23-37頁 |
概要 | ヘッセ文学について述べる際に、懐古的な前期の作風から、現代文明への警告を含む後期の作風へと、大きな脱皮が行なわれたと説くことは常道となっている。しかし最初期の作品に、後期文学の特徴を先取りする様々な要素が既に含まれており、その後の前期文学が一種の回り道をなしているいることは、あまり注目されてこなかった。本論においては、主に「ロマン的な歌」と「真夜中の背後一時間」に注目しつつ、この問題を掘り下げた。 |