高橋 修
タカハシ オサム TAKAHASHI Osamu 所 属 函館校 職 名 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1992/08 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』の評価を巡って(1)――その「自伝性」についての検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文論究 |
出版社・発行元 | 北海道教育大学函館人文学会 |
巻・号・頁 | (54),31-44頁 |
概要 | 日本では、『車輪の下』をヘッセの代表作と見なす傾向が強いが、そのことはヘッセという作家の全体像を把握する上ではむしろ障害になっている側面がある。本論では『車輪の下』の評価の問題を検討し、乗り越えるべき課題を明瞭にすることを目指した。(1)においては、この作品が、ヘッセ文学の本領の一つである「自伝性」をどの程度まで実現しているかに焦点を当てた。 |