高橋 修
タカハシ オサム TAKAHASHI Osamu 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ヘルマン・ヘッセとマウルブロン |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北海道大学独語独文学科研究年報 |
巻・号・頁 | (31),162-175頁 |
概要 | ヘッセにとってマウルブロン神学校は、まず第一には教育批判の対象であった。しかしそこで得られた古典の世界への視界や、交友の体験は、後のヘッセにとって一種の礎石の役割をも果たした。マウルブロンは、最終的には『東方への旅』の「結社」や『ガラス玉遊戯』の「カスターリエン」のような、人類の精神的営為を包含しようとする人々の共同体へのイメージへと展開されて行く。本論では、そのような経過を描いた。 |