高橋 修
タカハシ オサム TAKAHASHI Osamu 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 『歌う骨』(AT780)を巡る話型の問題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文論究 |
出版社・発行元 | 北海道教育大学函館人文学会 |
巻・号・頁 | (71),1-40頁 |
概要 | 「歌う骨」は、「妬みから殺された者の霊が物に宿って犯行を明るみに出す」というモチーフを核とする、世界に広く分布する昔話である。基本的な研究としてはルッツ・マッケンゼンのものがあるが、フィンランド学派に特有の機械的な割り切りが見られ、それを修正しようとした関敬吾も、方法論的にはマッケンゼンを超え得ていない。本論においては、古今東西の資料を用いつつ、この話型及び死霊譚一般の伝播の特徴について考察した。 |