高橋 修
タカハシ オサム TAKAHASHI Osamu 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 恋の書としての『湯治客』-1923年のヘルマン・ヘッセ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文論究 |
巻・号・頁 | (77),49-60頁 |
概要 | 1920年代のヘッセの生き様は不思議に謎に包まれており、その最大の要因は2度目の妻ルート(旧姓ヴェンガー)の像の不透明さにあった。しかし最近新資料が続々と公刊されたことにより、新たな視野が開けてきている。本論においては、1923年の『湯治客』にもルートの面影が描き込まれていることを確認し、ヘッセが彼女との結合に託した新生の夢について論考した。 |