| 村上 健太郎 ムラカミ ケンタロウ MURAKAMI Kentarou 所 属 函館校 職 名 准教授 | |
| 発表年月日 | 2022/12 | 
| 発表テーマ | 都市の石積み擁壁に成立した国内外来種モエジマシダ群落の管理に関する一考察 | 
| 会議名 | 2022年度環境情報科学センター研究発表大会 | 
| 主催者 | 環境情報科学センター | 
| 発表区分 | 学会発表 | 
| 発表形式 | 口頭(一般) | 
| 単独共同区分 | 単独 | 
| 開催地名 | 東京(オンライン) | 
| 種別 | 国際的又は全国的規模 | 
| 発表者・共同発表者 | 村上健太郎 | 
| 概要 | 大阪市に移入・定着した国内外来種モエジマシダ(Pteris vittata)群落について立地環境特性や構成種を明らかにし,その取扱いについて考察した。本種が生育していた石積み擁壁を調査区として,対照区(モエジマシダがない擁壁)と比較したところ,外来種の相対優占度は調査区のほうが高い傾向が見られた(Wilcoxon test p=0.009)。しかし,対照区においても優占種は荒地植物であるため,本種の定着の影響は限定的と推定される。現時点では,本種を除去する必要はなく,土壌汚染の環境指標植物として活用していくべきであると判断された。 |