村上 健太郎
  ムラカミ ケンタロウ   MURAKAMI Kentarou
   所  属   函館校
   職  名   准教授
発表年月日 2024/09
発表テーマ ネイチャーポジティブ時代に向けた和解(調和)生態学の研究動向
会議名 第55回日本緑化工学会大会
主催者 日本緑化工学会
発表区分 学会発表
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 東京
種別 国際的又は全国的規模
発表者・共同発表者 村上健太郎
概要 生物多様性の保全に関して,わが国で普及していない用語としての生態学的和解・和解生態学という概念を紹介・整理し,ネイチャーポジティブに向けたこの用語・概念の活用方法・活用可能性について考察した。
 国際誌の研究レビューでは,生物保全を主目的とはしていない緑地・水域が対象になっている研究例が多数見られた。具体的には,駐車場・農園・芝生・雨水管理池など,特定の産業で用いられている場や人間の社会活動を中心とした場がよく調査地になっていた。わが国において,生態学的和解を目的としたプロジェクトは知られていないが,都市部において取り組まれている保全プロジェクトの中には,生態学的和解と考えられる事例が既に見られると考えられる。