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村上 健太郎
ムラカミ ケンタロウ MURAKAMI Kentarou 所 属 函館校 職 名 准教授 |
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| 発表年月日 | 2025/09 |
| 発表テーマ | 海岸・海崖に近い舗装道路脇の間隙における海崖植物の生育事例 |
| 会議名 | 第56回日本緑化工学会大会 |
| 主催者 | 日本緑化工学会 |
| 発表区分 | 学会発表 |
| 発表形式 | ポスター |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 京都 |
| 種別 | 国際的又は全国的規模 |
| 発表者・共同発表者 | 村上健太郎・丸山貫太・斎藤 匠 |
| 概要 | 海岸沿い舗装道路脇にある路面間隙において,海崖植物の生育状況を調査した。26箇所の路面間隙及び30箇所の海崖・岩礫地で植生調査を行った結果,計18種の海崖植物が記録され,そのうち13種(72.2%)が路面間隙にも生育していた。海崖からの距離と海崖植物優占度には負の相関がみられ,特に海崖から50 m以内では優占度が高かった。一方で,外来種の優占度は海崖から遠いほど高くなる傾向がみられた。海岸に近い道路の路面間隙は,海崖植物の二次的生育地となり得るが,その成立には海崖からの距離が最も重要な要因であった。海崖植物優占群落の成立条件を詳細に検討することで,道路際の植生管理技術に応用できる可能性がある。 |