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吉田 安規良
ヨシダ アキラ YOSHIDA Akira 所 属 札幌校 職 名 教授 |
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| 発表年月日 | 2020/11 |
| 発表テーマ | 教員志望学生の遠隔授業向け教材探索力の実際と養成すべきICT活用能力 ―中高理科指導法科目の受講学生の事例からー |
| 会議名 | 2020年度第1回日本科学教育学会研究会(九州・沖縄支部開催) |
| 主催者 | 日本科学教育学会 |
| 発表区分 | 学会発表 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | Zoomによるオンライン開催(宮崎大学) |
| 開催期間 | 2020/11/28~2020/11/28 |
| 種別 | 国際的又は全国的規模 |
| 発表者・共同発表者 | 吉田 安規良, 岡本 牧子, 江藤 真生子 |
| 概要 | 「一人一台端末」という教育ICT環境を活用できる教員の養成には,教職志望学生のICT活用能力の実態を様々な観点から知る必要がある.そこで,休校中の遠隔授業を想定して,中学・高等学校理科教員志望学生34人の教材探索力を把握した.8割の学生が,学校の授業で一般的に行われる授業者による説明を代替できる動画を含むコンテンツを提示した.ICTを活用したモデル実験や家庭学習では実施が相当困難な実験観察の代替を意図した解答が10人から寄せられた.「教員のICT活用指導力チェックリスト」と照合した結果,学生は,動画や映像などを利用して児童生徒の理解へつなげること,知識の定着や技能の習熟をねらった個別最適化学習,児童生徒が自ら当該コンテンツにアクセスできるような指導,他単元や他教科など全体を通した活用を想定できていたが,児童生徒がコンピュータを使ってアウトプットすることは想定していないことが推察できた. |