| 髙橋 均 タカハシ ヒトシ TAKAHASHI Hitoshi 所 属 旭川校 職 名 教授 | |
| 発表年月日 | 2016/09 | 
| 発表テーマ | 育児言説をバーンスティンで読み解く:育児雑誌記事にみる教育化とジェンダー化 | 
| 会議名 | 日本教育社会学会 第68回大会 | 
| 発表区分 | 学会発表 | 
| 発表形式 | 口頭(一般) | 
| 単独共同区分 | 共同 | 
| 開催地名 | 名古屋大学 | 
| 種別 | 国際的又は全国的規模 | 
| 発表者・共同発表者 | 髙橋均・天童睦子・加藤美帆 | 
| 概要 | 主に1990年代以降の商業育児雑誌の趨勢と記事分析をふまえながら、育児言説の変容と象徴的統制の作用の解明に迫った。今日の育児雑誌市場を中間層フラクション間のヘゲモニー闘争を映し出す鏡とみて、今日、中間層においてヘゲモニーを掌握しているのが、「ジェンダー化」・「教育化」された子育て・家庭教育に勤しむ親たちであることを示した。また、2000年代以降の育児雑誌市場においては、脱ジェンダー化・脱教育化を志向する育児雑誌の登場があるが、それは中間層内部の親たちの葛藤・抵抗のゆくえを暗示するものであることを示した。 |