大橋 賢一
オオハシ ケンイチ OHASHI Kenichi 所 属 旭川校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2010/05 |
発表テーマ | 李端の楽府詩について—巫山高を中心に— |
会議名 | 第26回全国漢字漢文教育学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 山形大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 唐の大暦十才子として数えられる李端の巫山高は、同時代から晩唐五代にかけて数ある巫山高の中でも絶唱と評価される。李端が模倣したのは、六朝永明期に作られた、五言八句からなる、王融や范雲等の作った巫山高であった。修辞技法においては、従来にはない工夫がされており、それが絶唱といわれる所以になったと考えられる。ただ、そうした技法は、長い時間評価されるほどの力を持てなかったことも事実であった。 |