山本 理人
ヤマモト リヒト YAMAMOTO Rihito 所 属 岩見沢校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2021/12 |
発表テーマ | 東京パラリンピックの観戦有無による障害者イメージおよび交流態度の差異の検討 |
会議名 | 日本アダプテッド体育・スポーツ学会第26回大会 |
主催者 | 日本アダプテッド体育・スポーツ学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | Web開催 |
開催期間 | 2021/12/04~2021/12/05 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | ◎内田若希(九州大学),安井友康(北海道教育大学札幌校),山本理人(北海道教育大学岩見沢校) |
概要 | 目的: 先行研究において、共生社会の実現に資するパラスポーツの多様な価値が示されてきた。しかし、パラアスリートの存在によって障害者イメージが改善されても、重度障害者を含む一般の障害者との交流態度に変化がなければ、障害者を取り巻く環境は改善されない (栗田・楠見, 2010)。そこで本研究では、東京パラリンピックの観戦有無による、障害者イメージおよび障害者との交流態度の差異を検討することを目的とした。
結果: パラアスリートおよび一般の障害者に対する障害者イメージ (社会的不利、尊敬、同情)、ならびに障害者との交流態度 (当惑、抵抗感) における差異を検討するために、共変量分散分析を行った (過去のパラスポーツ観戦および身近な障害者の有無を共変量として調整)。パラアスリートに対する社会的不利のイメージを除き、すべての要因で有意差が認められた。下位検定の結果、無関心群より観戦群で交流場面における抵抗感が低く、残りの要因では、無関心群より観戦群と興味群でポジティブな結果が得られた。 |