福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2011/05 |
発表テーマ | 近代日本彫刻の潮流と石井鶴三≪島崎藤村先生像≫-星取り法と直彫りの対比を通して- |
会議名 | 第64回美術史学会全国大会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 同志社大学(京都) |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 近代日本の彫刻に、アカデミズムとロダニズムの対照的な潮流があることは広く認められている。本発表では、彫刻の対照性を星取り法と直彫りという技法上の対照性として論じ、アカデミズムの外形模写からロダニズムの内部生命論という主題展開に関して、その技術的背景を考察した。石井鶴三の≪島崎藤村先生像≫は、直彫り彫刻の実証的制作であり、荻原の彫刻の生命を木彫の上で現した重要な作例である。 |