福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2011/07 |
発表テーマ | 「立つこと」について -彫刻の力学と命の形 |
会議名 | 第18回美術解剖学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 東京芸術大学(東京) |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 石井鶴三の美の解剖学の問題意識のうち、「立つこと」に現れる彫刻の本質性を考究。生きて立つ人体を造形的に捉えることは、その「骨格」を力学的な直線として捉え直すことである。この直線は、石井が「彫刻の骨」、「彫刻の柱」と呼ぶもので、彫刻に内在する力学的な仕組みとして、推古の百済観音像、石井の≪裸女立像2≫、本郷寛≪立つこと≫に等しく見出すことができる。これらの作品に純化した「立つこと」と彫刻の命の関係を明らかにした。 |