小野 豪大
オノ タケヒロ ONO Takehiro 所 属 釧路校 職 名 講師 |
|
発表年月日 | 2022/02 |
発表テーマ | ラオスにおける教育改善実践と双方向の国際教育貢献 |
会議名 | 北海道教育学会 第66回研究発表大会 |
主催者 | 北海道教育学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 北海道大学 |
開催期間 | 2022/02/18~2022/02/19 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | ラオス(ラオス人民民主共和国)では、SVA(シャンティ国際ボランティア会)と JICA(国際協力機構)が複式学級運営改善事業(2018-2022 年)を実施しており、北海道教育大学(へき地小規模校教育研究センター)は同事業に技術協力を行っている。この経験から、本研究では事業内容を紹介しつつ、複式指導のような「日本の教育経験」を開発途上国に紹介する意義や双方向の国際教育貢献の可能性を明らかにする。「日本の教育経験」の有用性は、2004 年に JICA 研究会によって報告されたが、それは日本型教育の海外展開を目指す「EDU-Port ニッポン事業」に影響を与え、そこでは「水平的で双方向の学び」が推奨されている。ラオスにおける同事業に照らしても、大学レベルの指導や研究活動、小学校教育現場の学習や交流活動などの双方向の学びに発展させる可能性があり、そうした活動を促進する場合のプラットフォームやコーディネーターの必要性にも言及する。 |