浅山 慧
アサヤマ アキラ ASAYAMA Akira 所 属 札幌校 職 名 講師 |
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発表年月日 | 2021/09 |
発表テーマ | 自己統制の行使が創造性課題におけるエンゲージメント,パフォーマンスに及ぼす影響――特性的接近動機を調整変数として―― |
会議名 | 日本心理学会第85回大会 |
主催者 | 日本心理学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | オンライン |
開催期間 | 2021/09/01~2021/09/08 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 湯 立, 海沼 亮, 長峯 聖人, 三和 秀平, 浅山 慧, 外山 美樹 |
概要 | 自己統制のプロセスモデル(Inzlicht & Schmeichel, 2012)では,自己統制の行使により,状態的抑制動機が低下し,状態的接近動機が高まると仮定されている。状態的接近動機の増加は創造的パフォーマンスの向上につながると考えられているが,これまでの研究結果は一致していない。そこで,本研究では,自己統制の行使が創造性課題におけるエンゲージメント,パフォーマンスに及ぼす影響は,特性的接近動機によって異なるかどうかについて検討することを目的とした。仮説は,特性的促進動機が高い場合にのみ,自己統制の行使により,創造性課題におけるエンゲージメント,パフォーマンスが高まる,というものであった。大学生80人を対象とし,実験室実験を行った。実験の前に,特性的接近動機を測定し,本実験では,e-crossing課題を用いて自己統制の行使(なし,あり)を操作した。その後,創造性課題(拡散的洞察課題)に遂行させ,課題におけるエンゲージメントを自己報告させた。研究の結果,感情的エンゲージメントにおいてのみ仮説が支持された。最後に,仮説が支持されなかった理由について考察した。 |
researchmap用URL | https://doi.org/10.4992/pacjpa.85.0_PP-034 |