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尾関 俊浩
オゼキ トシヒロ OZEKI Toshihiro 所 属 札幌校 職 名 教授 |
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| 発表年月日 | 2025/08 |
| 発表テーマ | 北海道を支える教員を育てる~連携協定への期待~ |
| 会議名 | 第7回ほっかいどう学シンポジウム |
| 主催者 | NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム |
| 発表区分 | 講演 |
| 発表形式 | 口頭(基調) |
| 単独共同区分 | 単独 |
| 招待講演 | 招待講演 |
| 国名 | 日本 |
| 開催地名 | 札幌 |
| 開催期間 | 2025/08/04~2025/08/04 |
| 種別 | 地方的規模 |
| 発表者・共同発表者 | 尾関俊浩 |
| 概要 | 北海道教育大が果たすべき地域教育への責任と、今後の教員養成の在り方について、大学の現状と取り組み、そして北海道全体が直面する課題を踏まえた形で紹介した。北海道における少子化と人口減少の進行に伴い、今後10年以内に小学校教員の退職がピークを迎えるとされ、年間600~700名の新任教員が必要とされる見通しであり、教員養成を担う本学の役割は益々重要である。こうした状況に対応するため本学では1年次から現場体験を重ねるスパイラル型カリキュラムや、高校との連携による教職志向の形成支援、本学へき地・小規模校教育研究センターによる地域に根ざした実践的な取り組みを行っている。さらに、今年度からは大阪教育大学・福岡教育大学と連携した博士後期課程(共同学校教育学専攻)が始動し、現場に根ざした教育研究による教員養成学の確立を目指す。こうした取組を通じて教員の質を高め、地域に根ざした人材を育てることが、北海道の未来を支える鍵であり、教育の力による地域貢献が肝要である。 |