岩崎 和子
イワサキ カズコ IWASAKI Kazuko 所 属 札幌校 職 名 准教授 |
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発表年月日 | 2012/11 |
発表テーマ | 歯周疾患要観察者に対する知的レベルに応じた養護教諭による個別指導の実践とその効果 |
会議名 | 第59回日本学校保健学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸市 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 岩崎和子 三木とみ子 安井利一 深井智子 |
概要 | 学校における特別支援学級の児童のうち、GOと評価された児童を対象に養護教諭が個別指導を行い、その効果を検証した口腔内写真を使い、歯肉が腫れている場所に印を付けて視覚的に表現することで、いずれの児童も腫れている場所が正確に分かるようになった。質問紙調査では、「お子さんは、鏡を見ながら歯をみがいていますか」の質問項目に、指導前「しないことが多い」(4名)と回答していたが、指導後「必ずする」(4名)と回答していた。PMA指数では、個人差はあるが有意に低くなり(フリードマン検定、p<0.05)、歯肉状態は改善された。歯みがき行動に関する評価表で、担任、保護者、養護教諭の3者ともできていると評価した項目は個別指導後に多くなった。視覚支援を用いて、十分に時間使い、ポイントを絞って繰り返し丁寧に教えれば、歯みがき行動が良くなり、歯肉状態が改善することが明らかになった。 |