福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2014/05 |
発表テーマ | 彫刻の幾何学-直線と曲線による構成- |
会議名 | 日本図学会2014年度春季大会 |
主催者 | 日本図学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 九州大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 絵画,彫刻等,美術の領域である何かを描写する場合,それは単に対象の外形を再現するのではなく,対象に感知した魅力ないしは発見がそこに再現されなくてはならない.美術が「美しさ」という感動に始まる時,制作は幾何学的な直線構造を構築することになる.直線で構築された構造体が美しさの核心であれば,作品上の曲線要素は外形的な再現性に対応する.対象の描写における直線と曲線の構造的な関係が作品を成り立たせている.そして,それが作品上で成立するところには逆説性という原理が機能する. |