福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2015/11 |
発表テーマ | 基本形と近代造形 ―立体に出発する造形― |
会議名 | 日本図学会2015年度秋季大会(大阪) |
主催者 | 日本図学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 大阪大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 藤曲 隆哉 Takaya FUZIMAGARI
籔内 佐斗司 Satoshi YABUUCHI 山田 修 Osamu YAMADA |
概要 | 近代日本を代表する彫刻家石井鶴三には,近代的造形の方法論を実作で示す木彫島崎藤村先生像がある.これは,「基本形」と命名されたある種の抽象形態から出発するという画期的な造形観に立つ.そこにキュビスムに相当する芸術の革命を認めた弟子らは,切り落とされた木片を保存し,制作工程の克明な写真とともに記録,後世への史料とした.本研究は,木彫藤村像の「基本形」に確認できる革新性を論究するとともに,木片史料の本来の狙いでもあった制作工程の再現に向けた研究計画を紹介する |