福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
|
発表年月日 | 2017/12 |
発表テーマ | 「基本形」-個の原型- |
会議名 | 日本図学会2017年度秋季大会(京都) |
主催者 | 日本図学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 京都工芸繊維大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
その他参考事項 | 「島崎藤村先生像」には,近代芸術の原理的なものを実作で示す意図のもとで,切り落とされた木片が残され,制作の現地(長野県木曽地方)に保管されている.木片は,基本形の制作工程の再現を可能にし,その研究を通して造形芸術の原理の解明が期待される.本研究において,木片および制作関係者の言説を総合的に検証した結果,基本形はモデルの外郭形状を抽象化したものではなく,塑造の心棒同様に,対象に内在する力学的な骨格構造との関係で決定されたものであることが判明した. |