福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2018/12 |
発表テーマ | 石井鶴三「木彫島崎藤村像」― 研究の射程と現状 ― |
会議名 | 日本図学会2018年度秋季大会 |
主催者 | 日本図学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 大妻女子大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 近代彫刻概念の形成に関わる造型方法論の研究として要約される、これまでの研究を振り返り、現在取り組んでいる石井鶴三の「造形論」、木彫島崎藤村像研究の現状とその射程を概説する。ロダンに興る近代彫刻は、その方法論を純化させつつ、イサム・ノグチに至る。その一方、日本においては、荻原守衛の直系を自任する石井鶴三がいる。石井作品を目の当たりにしたノグチはそこにキュビスムを認めた。西洋と東洋の近代彫刻の接点に現われたキュビスムの観念の内に共鳴する彫刻の方法論について、彫刻の技術を根拠にその系統化を試みた。 |