福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
|
発表年月日 | 2019/11 |
発表テーマ | 基本形の虚と実 ― 芸術の実相 ― |
会議名 | 2019年度日本図学会秋季大会(鹿児島) |
主催者 | 日本図学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 鹿児島大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 彫刻家石井鶴三の提唱する「基本形」は,芸術学および造形論上の定着が望まれる有用な構造概念である.基本形は立面図など形状計測の手法に拠らず,モデルに感受したものを直接技法に適用することで構築されたソリッドである.そこに得られたものは,視知覚的なサーフェイスではなく,ソリッドに付与された内と外の有機的関係性が発現する非知覚的内容である.ここに,見えるものと感じられるものが交錯して成る芸術の実相がある. |