福江 良純
  フクエ ヨシズミ   FUKUE Yoshizumi
   所  属   釧路校
   職  名   教授
発表年月日 2021/08
発表テーマ 線の美と彫刻:直線と曲線の地平を超えて
会議名 第27回美術解剖学会大会シンポジウム テーマ 【描線と美術解剖学】
主催者 美術解剖学会
発表区分 講演
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 単独
開催地名 東京芸術大学
開催期間 2021/08/28~2021/08/28
種別 国際的又は全国的規模
概要 彫刻を「線の美を構成する」こととみなし、独自の「美の解剖学」を立てた彫刻家石井鶴三の造形論を軸に、ジャコメッティ、ブランクーシ、イサム・ノグチらの彫刻家および構造建築家のバックミンスター・フラーに通底するシステムとしての線を考察する。それは物理的構造に内在し、物理量自体ではないが物理量あって初めて成り立つ「線」であり、更には物理量をコントロールさえする。彼らの仕事を「立体造型」として括るなら、その作品に共通するソリッドの内と外の連動、発動性、空間性、生命感などの様相からは、直線と曲線の緊密な関係性というシステムが浮かび上がる。