川俣 智路
カワマタ トモミチ KAWAMATA Tomomichi 所 属 教職大学院(札) 職 名 准教授 |
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発表年月日 | 2021/12 |
発表テーマ | 「真のUDL実践・研究」を行うためにどうすべきか〜UDLクライテリアを用いた再考〜 |
会議名 | 日本LD学会第30回大会 |
主催者 | 日本LD学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | オンライン |
開催期間 | 2021/12/10 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 川俣 智路、名越 斉子、中井 俊之、バーンズ亀山 静子 |
概要 | 近年、多くの教師がユニバーサルデザイン(UD)教育に注目し、実践している。しかし、UD教育には 様々な考え方、手法があり、それらの共通点と相違点は十分に整理されていない。学びのユニバーサルデザイ ン(Universal Design for Learning, UDL)は、米国の CAST(The Center for Applied Special Technology)が提唱している理論的枠組みであり、授業に潜む学びのバリアを減らし、学習者の多様性に対応 することを意図している。日本でもUDLに基づいていることを謳った実践・研究が増えているが、UDLの理念 に合致していないものもあり、UDL がもたらすはずの学びの豊かさを学習者が十分に享受できてない現状があ る(日本教育心理学会第59回大会自主シンポ「学びのユニバーサルデザイン(UDL)に基づく教育実践の再 考」より) 。米国でも同様の問題状況が生じており、研究と実践の推進役を担ってきたとUDL-IRNは研究報告 の要件をUDLクライテリアとして示している。 そこで、我々の実践・研究におけるUDL要素の過不足をUDLクライテリアで整理することを通じて、「真 のUDLの実践・研究」を行うためにどうすべきかを検討する。 |