浅山 慧
アサヤマ アキラ ASAYAMA Akira 所 属 札幌校 職 名 講師 |
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発表年月日 | 2023/09 |
発表テーマ | 学習目標に関するエピソード的未来思考と意味的未来思考の比較——学習動機づけを従属変数として—— |
会議名 | 日本心理学会第87回大会 |
主催者 | 日本心理学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 兵庫 |
開催期間 | 2023/09/15~2023/09/17 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 浅山 慧, 長峯 聖人, 湯 立, 海沼 亮, 三和 秀平, 外山 美樹 |
概要 | 個人的な重要性の高い学習目標に関するエピソード的未来思考(未来の出来事を先行体験するように自己を投影すること)は,エピソード性の伴わない意味的未来思考よりも,学習意図を強めることが示されている(浅山他, 2022)。しかしながら,浅山他(2022)では,エピソード的未来思考と意味的未来思考との比較において,未来志向の内容が目標達成と関連するものか否かという要因が交絡してしまっていた可能性が否定できない。そこで,本研究では浅山他(2022)の実験手続きを変更し,目標達成と関連したエピソード的未来思考と意味的未来思考の比較においても同様の効果が示されるかを検証することを目的とした。大学生60名を,エピソード的未来思考を行う条件と意味的未来思考を行う条件のいずれかに割り当て,実験室実験を行った。実験手続きは,浅山他(2022)を基にしたが,意味条件の手続きを変更して実施した。その結果,未来思考の鮮明さなどの操作チェック項目において,条件間で有意差は示されなかった。目標達成と関連する意味的未来思考を求めた結果,意味的未来思考の課題においてもエピソード性の高い未来思考が行われたことが示唆された。 |
researchmap用URL | https://doi.org/10.4992/pacjpa.87.0_1D-071-PM |