川俣 智路
カワマタ トモミチ KAWAMATA Tomomichi 所 属 教職大学院(札) 職 名 准教授 |
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発表年月日 | 2023/07 |
発表テーマ | スクールカウンセラーによる不登校への早期の母子同席面接による対応についての一報告 |
会議名 | 日本思春期青年期精神医学会 第35回大会 |
主催者 | 日本思春期青年期精神医学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 九州大学 |
開催期間 | 2023/07/22~2023/07/23 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 不登校の予兆があるときに必要な組織的・計画的な援助において、最も早く児童生徒とその家族と関わる可能性のある専門職がスクールカウンセラー(以下SC)である。しかし日本においては常勤職ではないことが多く勤務日数も限られているため、初期段階にSCが十分に関わることは容易ではない。面接を実施できても、SCが1名であれば本人とその家族の両者の面接を同時に進めなくてはならないが、本人と家族の間に休むことを巡って葛藤や感情的な対立が生じており、SCが同時に面接を進める際には板挟みの状態になりケースの方向性を見出しにくくなることも多い。これらの点を解決するためには、SCが学校と連携しなるべく早期に対応し、必要に応じて親子同席での面接を実施する方法が考えられる。今回は不登校への親子同席面接による早期対応の事例を報告した。 |