川俣 智路
カワマタ トモミチ KAWAMATA Tomomichi 所 属 教職大学院(札) 職 名 准教授 |
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発表年月日 | 2024/10 |
発表テーマ | よりインクルーシブな通常学級を目指して 教育のユニバーサルデザインの今後を考える |
会議名 | 日本LD学会第33回大会 |
主催者 | 日本LD学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催期間 | 2024/10/19~2024/10/20 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 企画者, 話題提供者:菊池 哲平、司会者, 指定討論者:阿部 利彦、話題提供者:川俣 智路、青山 新吾 |
概要 | 本シンポジウムでは、これからの日本におけるインクルーシブ教育について、
具体的に通常学級のあり方をどのように変えていくべきなのかを教育のユニバ ーサルデザイン(UD)の観点から論じる。文部科学省(2012)が進めてきた 「インクルーシブ教育システム」では、障害のある者と障害のない者が共に学 ぶ仕組みであるとしながらも、そのgeneral education systemの中に特別支援学 級や特別支援学校も含んでいることから、結果的に特別支援学級・学校の在籍 者数増加には歯止めがかかっていない状況である。そもそも、インクルーシブ 教育は通常学級の教育そのものを変えていくことが必要不可欠であるにも関わ らず、実際に通常学級の何をどのように変えていくべきなのかについては論じ られることが少ない。 また文科省が定義するインクルーシブ教育システムは「障害のある者と障害の ない者」という「障害の有無」にフォーカスが当たっており、その他のマイノ リティ属性、たとえば外国にルーツのある子どもや貧困、性的マイノリティな どについては対象になっていない。国際的な潮流であるD&I(Diversity & Inclusion)の本来の意味に立ち返り、通常学級におけるD&Iのあり方について考 えていく必要があるだろう。 通常学級をよりインクルーシブにしていくためには、まずは通常学級で行われ る授業や学級のあり方をUDの観点で変革していくことが不可欠である。本邦 においても、授業UD学会を中心とした授業UDの理論や方法に基づく授業実践 や、アメリカにおけるUDLのアプローチに基づく実践報告なども盛んになされ るようになった。本シンポジウムでは、同じくユニバーサルデザインという視 点を持ちながらも、アプローチの方法が異なる授業UDとUDLに取り組んでい る専門家が、それぞれの枠組みを超えて「よりインクルーシブな通常学級を作 るには」について議論を行なっていきたい。 |