森 健一郎
モリ ケンイチロウ MORI Kenichiro 所 属 教職大学院(釧) 職 名 教授 |
|
発表年月日 | 2022/07 |
発表テーマ | 日常生活における「セシウム」と教育課程との関連について-高等学校理科の基礎科目との関連に着目して- |
会議名 | 日本エネルギー環境教育学会第16回全国大会 |
主催者 | 日本エネルギー環境教育学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | オンライン開催 |
開催期間 | 2022/07/30~2022/07/31 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 森健一郎・栢野彰秀 |
概要 | 空気中の放射性物質にはさまざまな核種があるが、食品への影響を調べる際には、放射性セシウムを代表として基準値が設定されている。教員養成系の大学生に「原子力発電で用いる燃料はウランであるが、なぜセシウムを調べているのか」という問いに答えてもらったところ、理解が不十分な解答が少なくなかった。セシウムは「半減期」という語句と共に用いられることが多いことから、高校理科の各基礎科目における「半減期」の扱われ方についての調査と検討をおこなった。その結果、「半減期」は、文脈の違いはあるものの、共通して登場している語句であることが確認された。結論として、「半減期」を各基礎科目の立場から扱い、その関連から「物理学的半減期」や「生物学的半減」を高等学校理科の基礎科目で学習することの必要性を示した。 |