村上 健太郎
ムラカミ ケンタロウ MURAKAMI Kentarou 所 属 函館校 職 名 准教授 |
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発表年月日 | 2019/10 |
発表テーマ | 函館山に見られるシダ類コタニワタリ(Asplenium scolopendrium)の微小生育地の選好性 |
会議名 | 2019年度日本造園学会北海道支部大会 |
主催者 | (公社)日本造園学会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 札幌 |
種別 | 地方的規模 |
発表者・共同発表者 | 駒谷奈緒子・村上健太郎 |
概要 | 本研究では函館山林床に多様なシダ植物が生育していることに着目し、シダ類の一種コタニワタリ(Asplenium scolopendrium)の生育と物理的環境との関係について調査した。函館山登山道の一部の林床及び林縁部(石垣または斜面・崖に区分)に34 調査区を設置し検討したところ、コタニワタリの生育地は石垣に偏っていた。コタニワタリの分布は土壌水分、光に影響されていなかった。本来の生育地が崖地や岩場であるコタニワタリなどの着生シダ類の二次的な生育地として函館山の石垣が機能していた。 |