福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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発表年月日 | 2009/05 |
発表テーマ | 近代日本における彫刻概念の形成過程 ―ラグーザと工部美術学校の彫刻教育の検証- |
会議名 | 第62回美術史学会全国大会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 京都大学(京都) |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
概要 | 近代日本彫刻の黎明期の造形性を、「写生」を軸に特定する。「像ヲ造ル術」として輸入が図られた当初の彫刻は、「物形ノ模造」と解される技術の問題であった。しかし、それが造形上の新概念となり得たのは、日本の伝統彫刻には無い、写生の持つ視覚性の働きによる。ラグーザの彫刻は、彼が輸入した彫刻術の手本であり、その視覚性の働きを説明する重要な事例として検証。 |