| 村上 健太郎 ムラカミ ケンタロウ MURAKAMI Kentarou 所 属 函館校 職 名 准教授 | |
| 発表年月日 | 2021/10 | 
| 発表テーマ | 路面間隙に海崖生植物群落は成立するか? | 
| 会議名 | 2021年度日本造園学会北海道支部大会 | 
| 主催者 | 日本造園学会北海道支部 | 
| 発表区分 | 学会発表 | 
| 発表形式 | ポスター | 
| 単独共同区分 | 共同 | 
| 開催地名 | 札幌(ウェブ開催) | 
| 開催期間 | 2021/10/16 | 
| 種別 | 地方的規模 | 
| 発表者・共同発表者 | 池田瞬哉・吉田創・村上健太郎 | 
| 概要 | 人工構造物である路面間隙が海崖生植物の生育地となり得るかを明らかにすることを目的とした研究を行った。調査地域は北海道南部の国道228号線沿い(松前郡松前町内約10㎞の区間)で、2021年7月に当地域の34地点(長さ10m)で路面間隙に生育する植物を線状被度法により調査した。その結果、21科50種の維管束植物を記録した。ラセイタソウ、ハマオトコヨモギ、ハマボッスなどの海崖生植物が記録された。海崖地に近い地点の多くで海崖生植物が多く記録され、海崖地から距離の離れた地点では海崖生植物は記録されなかった。以上より、路面間隙は海崖生植物の生育地として機能しているが、海崖からの距離には限界があると考えられた。 |