田口 哲
タグチ サトシ TAGUCHI Satoshi 所 属 札幌校 職 名 学長 |
|
発表年月日 | 2002/04 |
発表テーマ | Pt(111)電極へのホウ酸の特異吸着とZn updに対するその影響:リン酸塩との比較. |
会議名 | 電気化学会第69回大会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東北大学 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 荒又明子,A. A. El・Shafei,田口 哲 |
概要 | NiやCrメッキ液に入れられたホウ酸やリン酸塩の役割は,pH緩衝作用と考えられていて,論文にもそのように記述されている。pH4付近のメッキ液ではリン酸塩による緩衝作用は期待されても第一解離定数pKa=10のホウ酸H3B03からはその作用は期待されえない。そこで,ホウ酸の電極界面への吸着を調べ,更にホウ酸のZn UPDへの影響を明らかにすることを目的として,Pt(111)電極を使って検討した。また,上記のメッキ液にはZnイオンが共存し,Znの共析が起こり,その量はNiなどと同等またはそれ以上であり,この量はZnとNiなどとの標準電極電位からだけでは判断できない現象である。これらホウ酸の挙動を総合的に明らかにすることも目的とした。 |