田口 哲
タグチ サトシ TAGUCHI Satoshi 所 属 札幌校 職 名 学長 |
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発表年月日 | 2004/07 |
発表テーマ | (111)ステップと(111)テラスからなる高指数面白金単結晶電極上での硝酸イオン還元. |
会議名 | 日本化学会北海道支部2004年夏季研究発表会 |
発表区分 | 講演 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 苫小牧工業高等専門学校 |
種別 | 国際的又は全国的規模 |
発表者・共同発表者 | 田口 哲・Juan M. Feliu |
概要 | 近年,地下水中の酸性窒素濃度の増大が顕在化してきており,その無害化技術が求められている。NO3-の電気化学的還元は高効率・高制御性・低コストといった観点から注目を集めており,各種単一金属多結晶電極だけでなく,二元・多元金属電極を用いた研究が行なわれている。しかしその還元生成物の多様さゆえ,反応メカニズムなど不明な点も多い。そこで,(111)テラスと(111)×(111)ステップを持つ高指数面白金単結晶電極を用いてNO3-還元を調べたところ,0.2VにおけるNO3-還元活性はステップ密度に対して単純な比例関係を示さずステップ幅が4原子以下で急激に増加することが明らかになるとともに,NO3-還元の律速段階は,吸着水素と吸着硝酸アニオンとの反応であることが示唆された。 |